サザンピーチΣ
サザンピーチΣ  あの南田操の新作小説をはじめ、新鋭精鋭の小説やエッセイ 
<富澤南桃堂(とみさわなんとうどう)発のWebマガジン>
『おたくに染まったニッポンを歩く』 ハイネ
スーパー・ガチャポン・コンビニ・ハッピーセット
街はキャラクターグッズに満ちている…

長生きはするもんじゃのう としみじみ思うのは、まんが関係のグッズと100均ショップが世の中に定着したこと。むかし欲しかったものが安価に入手できる今の世の中なので、ずっと低所得収入で暮らしている私には、不況を実感できません。

スーパーに行けば、小さいお子さんが手に取りやすそうな低い位置に、様々なお値段の食玩の数々。かつてはラムネ一粒300円の値に「なんですと〜!」とイキっておりましたが、そんなどっちがオマケだかわからない商品もこれだけ世間に浸透してしまえば、デザインや耐久性に優れたオモチャが手軽に手に入るありがたい環境に。
同じようにガチャポンも、昔はワンコインより高額なものは特定の場所でしか見かけませんでしたが、ここ20年でアニメ・まんが関係の類がぐぐんと増えましたよね。きのこだの海洋生物だの魅了的なラインナップもありますが、正直カネが続かねー。

無駄遣い大好きの私でもそうなのですから、買い物のたび店頭で、売り場で、フードコートでと子供さんと攻防戦を展開しなければならない世の親御さんたちは、エネルギーが消耗されるわけです。
いま思うと、初期のファミレスの物販コーナーなんてかわいいモンだったんですね。

カードもドラゴンボールやエヴァの時代に一回20円の楽しみとしてたレベルなので、虫キングだのラブベリーだのをねだる子供がいなくてよかったです。私の息子は成人し、自分のカネでプリキュアカードを集める大きいおともだちに成長しました。

コンビニもすごいです。
指定のお菓子を購入すればキャラクターグッズをくれるという企画。お菓子は食べてもあげてもいいし、マグカップやふせんは実用的だし、クリアファイルはかさばらなし、いいトコついてくるなぁと感心します。
勿論店頭の一番くじも、いろんなコンビニでいろんなくじをやってるので、お金出さなくても目の保養になります。ゲーセンで大枚を投入しても、悔しい思いしかしたことのない私には、どれかが手に入るって、すごくステキなことです。
学校の長期休みに合わせて開催されるスタンプラリーはなんと参加無料です。数店舗をまわって専用用紙に種類の違うスタンプを集めると、特製シールなどがもらえるのです。何店舗も移動すると、少しは買い物もしちゃうので、うまい作戦だなと思います。ライダー・ポケモン、プリキュアやゴーバスターズもありました。 これ、子供はやりたがるけどつきあってる余裕ない親御さんにプレゼントすると喜ばれるので、つい必要以上に集めてしまいます。
お菓子の詰め合わせ500円で魅力的だったのは明治製菓。まずかわいい紙バッグに入っているのですが、それが手塚先生の絵で『リボンの騎士』や『ジャングル大帝』。お菓子は560円分入っていて、オマケには「昭和レトロな懐かしのメンコ」と称した厚紙。こちらにもサファイヤやレオがデザインされています。
アニメキャラグッズが多い中、まんが好きにも嬉しかったです。

ペットボトルにフィギュアがついていたり、缶のデザインが綾波や鬼太郎やケンシロウだったり、スナック菓子のパッケージがけいおんやジョジョだったり、いやもう、最近のワンピースに関しては何も言いますまい。キティちゃんとワンピースのキャラグッズ展開は他の追随を許さない勢いがあります。

マックのハッピーセットも軽視できないです。
長年CMで紹介され続けているので、あるのが当たり前になっています。おじゃる丸や名探偵コナンなど、あまり商品化を見かけない作品がとりあげられるとウズウズします。


「ハセチヨ」でググるなりヤフるなりしていただきますとこのアーティストさんの作品がみられるかと思います。(すみません、いま自分でぐぐったけど見られないかもしれません…
この秋、池袋ルミネのB1エレベーター前に展示されていましたこの方の作品は、そーゆーモノでできているのです。
(以前、大友克洋GENGA展に行った時に、別のフロアでティラノザウルスを模した作品に出会ったことがありましたが、それもこの方の作品だったのかなぁ?)
食玩やガチャポンや景品やオマケ… 誰の家にも1つや2つありそうなアレが色や形で集められ、作品によってはペイントされ、パライソさ行くだのように塊魂のように重なりあい、無造作に飾られている…

オタク経済に、キャクターグッズ消費文化に警鐘を鳴らしているかのようではないですか。大事なものの扱いではないことが、ペイントされシルエット化された作品群からわかります。
反面、遠目にタイルモザイクかと思っていた作品が、近づいて見るにつれ、知っているオマケたちで構成されているとわかった時のくすぐったい喜び…

私はオモチャ屋に、足を運ぶ習慣のないオタクですが、そんなワケで家の中は細々としたオモチャにあふれています。テキトーにしまったり飾ったりしています。家の中に眠れる宝箱がいくつもあるってワクワクします。
きっと芸術作品の素材にすることはないと思います。
|2012.11.12 Monday by ハイネ| comments(0) | 戻る |
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